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リハビリブログ

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動作分析の大切さ

2020-06-25
理学療法士の秋田です。新型コロナウイルスで世界中が危機感を持って行動する中、我々医療職は感染リスクに日々怯えながらも仕事を全うしています。皆さんも細心の注意を心がけましょう!
 
当院ではスポーツ外来を平日の16:00~19:00でやっています。スポーツ患者さんに関して時にはスポーツ担当の理学療法士(以下:PT)で話し合いながら、より早くスポーツ復帰できるようにリハビリしています。
 私自身高校生の時、サッカーでケガをして一番大事な試合でプレーすることが出来ませんでした。私と同じ境遇になるスポーツ選手を少しでも減らしていきたいという気持ちで治療に励んでいます。スタッフ一同協力して復帰の後押しをしていきますので、苦しんでいる選手やご家族、チームスタッフの方がみえましたら、一度当院で相談していただけると幸いですm(__)m
 
 今回はケガの中でも非常に多い足首の捻挫に関して紹介します。足首の捻挫はスポーツ競技において最も多いケガで、ジャンプの着地時や、相手との接触で受傷することが多いです。捻挫は「靭帯」という骨と骨をつないでいる組織が伸びてしまったり、ひどい時には断裂しています。又、骨折していることもあります。競技復帰は2週間~1か月半程度と言われていますが、早期に協議復帰した場合、なんらかの愁訴が残ったり、再受傷のリスクも高まりますので、たかが「捻挫」と思わず、一度病院受診をお勧めします(^^)/
 某高校の女子バレー部の選手です。接触プレーで足首の捻挫を受傷し、再発を繰り返していました。足首の筋力が弱く、不安定性も強い選手でした。選手の悩みでもあったレシーブの姿勢を確認したところ、足首が硬いことや太ももの筋力が弱いことで膝をしっかり曲げて重心を低く構えることができませんでした(写真1左)。その結果、身体がのけ反り、腕だけでレシーブしていたことで、返球が安定していないと推察しました。そこで、足首のストレッチ(写真2)や筋力強化(写真3)トレーニングをしてもらいました。トレーニング後は足首が柔らかくなったことで、重心が低く保てるようになり、体が前傾したことで、腕だけでなく体全体で安定したレシーブができるようになりました(写真1右)。
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私たちは「ケガ」をみるだけではなく、「人」をみることを大切にしてリハビリを提供しています。ケガだけではなく、ケガに直結している動作分析や、動作の悩みなども、可能な限り選手にフィードバックして、ケガ以前よりもパワーアップした状態での復帰を目指せるように、一緒に頑張っていきましょう!

投球障害肩

2020-05-23
15歳 男子 野球選手(ショート) Y君
診断名:肩峰下インピンジメント
担当PT:長野
 
Q.肩峰下インピンジメントとは?
A.烏口肩峰アーチと肩峰下滑液包・腱板との間で生じる
  衝突(インピンジメント)現象です。
肩関節
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Q.いつどのように痛くなってきましたか?
A.キャッチボールをしている時に右肩の外側がだんだんと痛くなってきました。
リハビリ内容・セラピストの感想
Y君のリハビリ前の投球フォームは体のひねりや胸の張りが少なく、右の肘は下がり肩甲骨の引き寄せも不十分な投げ方でした。(写真①)
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これらの原因として体幹や肩関節後下方の柔軟性低下、肩甲骨を内側へ引き寄せる僧帽筋中部・下部の筋力低下が考えられたので、肩関節後下方のストレッチ(写真②)や体幹のひねりと胸張りのストレッチ(写真③)、僧帽筋中部・下部の筋トレ(写真④)を行い、その後に体幹のひねりや胸の張り、肩甲骨の引き寄せを意識した投球動作を繰り返し練習しました。
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リハビリ前と比べリハビリ後には肘は両肩を結んだラインより上がり、肩甲骨の引き寄せや胸の開きも大きくなり(写真⑤)、投球時の痛みは消失しました。
 
しかし柔軟性や筋力が十分とは言えず、再発の可能性があるため継続して自宅でもトレーニングを行ってもらう必要があります。またこれらのトレーニングはケガ予防だけではなくパフォーマンスUPにもつながります。Y君には今回のケガを通じて自分の体のケアをできる選手になってもらえたらと思います。
Q.当院のスポーツリハビリはいかがでしたか?
A.一人ひとりに合ったリハビリをしていて、どこが悪いか、どこが弱いかよくわかった。自宅で行うべきトレーニングをしっかり教えてくれたのでよかった。
 
 

スポリハブログ始動

2020-05-16
カテゴリ:お知らせ
大垣中央病院のリハビリテーション科ブログとして、
リハビリブログ」を開設致します。
まずは、
スポーツリハビリテーション略してスポリハブログ始動します!
 
大垣中央病院リハビリテーション科では、平日及び土曜日午前中、スポーツ選手を対象にしたスポーツリハビリテーション(スポリハ)を実施しています。当院整形外科医である臼井医師はスポーツドクターなため、リハビリ科でも5年ほど前からスポーツ選手の競技復帰を目標としたスポーツリハビリを開始しました。それぞれの曜日担当理学療法士(PT)の知識及び経験値も高まってきたことから、スポリハブログを開設する運びとなりました。
 
本来スポーツリハビリテーションは、正式にはアスレティックリハビリテーションと呼称されています。日本スポーツ協会の公式資格としてはアスレティックトレーナー(AT)として、選手がケガなどから回復させ競技復帰を果たすためのアスレティックリハビリテーション、選手の競技パフォーマンスを向上させるためのフィジカルトレーニング、栄養面や心理面までトータルに選手をサポートする立場として養成されております。私はATの資格を保有し、過去に実業団日本リーグ1部所属ハンドボールチームやインカレ常勝の大学女子バスケットボールチームの専属トレーナーの経験があり、当院のスポリハの火曜日担当と各曜日担当PTの相談役をしております。
ブログでは、ケガをした選手のリハビリ(スポリハ)を中心に、病院内や病院外活動として地域の高校生やクラブチーム、実業団にも足を運んでいますので、活動記録などの記事をアップしていく予定です。
病院外で活動する際に着用するために作ったポロシャツです。これを着ているスタッフを見かけたら、是非声をかけてくださいね。
第一回は、大垣中央病院のスポリハブログ始動のお知らせでした。次回のブログでは具体的にどんなスポリハを実施しているかをアップさせます。
次回は、1週間後を予定しております。乞うご期待!

大垣中央病院リハビリテーション科PT・AT:臼井友乃
医療法人社団 豊正会
大垣中央病院
〒503-0025
岐阜県大垣市見取町4丁目2番地
TEL:0584-73-0377
FAX:0584-73-8380

内科、外科、整形外科、リハビリテーション科、消化器内科、消化器外科、循環器内科、泌尿器科、肛門外科、糖尿病内科、腎臓内科、リウマチ科

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