放射線科

放射線科のご案内

診療放射線技師5名(男性4名、女性1名)が撮影・検査を担当しています。

女性の技師が在籍していますので、女性のかたにも安心して検査を受けていただけます。検査ごとにそれぞれ個室の更衣室を用意しております。

技師ひとりひとりが、技術・専門知識の向上・被ばくの低減・検査および待ち時間の短縮をこころがけて業務にあたっています。

常に進歩する医療技術に対応するため、さまざまな研修会や学会などに積極的に参加し、より高度な知識や最新技術の習得に努めています。

また、救急指定病院のため、24時間X線撮影やCT等の検査ができます。

放射線科にはX線X線撮影装置・CT装置・MRI装置・骨密度測定装置・血管撮影装置・外科用X線透視装置があります。

特にMRI装置は1.5T(テスラ)と強磁場の装置ですので、比較的短い時間で検査ができます。

検査中はできる限り楽な体制で寝ていただき、リラックスして検査を受けていただきます。

また、常に技師が見守りお声がけをするなど、初めてのかたや、狭いところが苦手のかたでも安心して検査を受けていただけるように心がけております。

CRやMRI等の詳しい検査をご希望の方は、医師や看護師等のスタッフに気軽にご相談ください。

一般撮影CRシステム

富士フィルム社製

一般的にレントゲン撮影と言われているものです。胸の写真や、骨の写真などお身体の様々な写真をデジタル画像で撮影します。

骨密度測定装置

骨粗しょう症の診断の為の検査です。腰の骨と股関節の骨にX線を使ったDEXA法で検査します。

現在、DEXA法が最も信頼性の高い骨量測定法であり、誤差が少ない、測定時間が短い、放射線の被ばく量も少ないという利点があります。検査時間は5分ほどです。

当院では大垣市が進めている骨粗しょう症検診も行っております。例年6月から10月まで行っておりますので、検診をご希望の方は大垣市のホームページをご確認ください。

GE社製 Lunar iDXA/PRODIGY

マルチスライスCT装置 16列

X線を使って、身体を輪切りにした画像が得られます。全身どこでも検査出来ます。

レントゲン写真が放射線を一方向から照射する2次元の画像であるのに対して、CT画像は多角的に放射線を照射することで、3次元的な画像を得ることができます。

これによってレントゲン写真では骨や臓器に重なって確認しにくい病変が、CT画像ではより精密に診断することができます。

当院で使用しているCT装置はAIDR 3Dを搭載しており、従来の75%の被ばく低減効果を発揮します。検査時間は5分ほどです(より詳しく検査する場合、造影剤を使っての検査も可能)。

東芝社製 Alexion

MRI装置 1.5T

放射線を使わずに、磁場と電磁波を使っての検査です。全身どこでも30分ほどで検査出来ます。

レントゲン写真では確認しにくい脳や軟部組織(脊髄神経・椎間板・靱帯・腱の損傷や断裂・腫瘍など)の検査に用いられます。

また、レントゲン写真では分からない骨折(不顕在骨折)や損傷もMRIで診断できる場合もあります。

頭の血管も造影剤を使うことなく、検査することができます。

検査予約枠

平日08:4509:4510:4511:4512:45
13:4514:4515:4516:4517:45
土曜日08:4509:4510:4511:45/
日曜日08:4509:4510:4511:45/

MRI検査は予約制で、平日は朝、診察開始から夕方の17時45分まで検査枠があります。

土曜日も朝の診察開始から午前中11時45分まで検査枠がありますので、学生の方や、働いている方にも受けてもらいやすくなっています。

予約状況によっては当日でも検査ができますので、医師や看護師に相談してください。

心臓ペースメーカー、人工内耳、植込み型除細動器をいれている方は検査が受けられません。安全のため、検査前にはすべての方に問診と着替えをしていただきます。

東芝社製 EXCELART Vantage

血管撮影装置

通常のX線写真では血管を写すことは出来ません。そこで、造影剤を血管に注入しながらこの装置で撮影することで、血管を写し出し、病変の有無を調べ、治療を行います。

透析患者様のシャント造影や、心臓の冠動脈造影などに使っています。

東芝社製 Infinex Celeve

外科用イメージ

整形外科などの手術中に使用します。

GE社製 OEC Brivo Essential